卒業生インタビュー:足立 実優さん



仲間と切磋琢磨して中学受験のモチベーションを維持できる環境でした。
S 授業では教科ごとに自分のレベルに合った授業を受けるので、得意な分野はどんどん伸ばし、不得意なところは基礎を固めて苦手意識を克服しました。仲間と切磋琢磨して勉強して、中学受験のモチベーションを維持することができました。
足立 実優さん
同志社中学校・高等学校 進学
Q. 名進研小学校の一番の思い出を教えてください。

一番思い出に残っているのは、運動会です。運動会の数ヶ月前からダンスなどの練習を頑張ったことを覚えています。6 年生で取り組んだ集団行動は、みんなで動きを揃えるのが難しかったです。でも、最初は動きもバラバラだったのが、練習を積み重ねるにつれて完成していったのが、とてもうれしかったです。クラスで旗を作ったことも印象に残っています。みんなでイラストを考えて、大きい旗に描いていきました。自分のクラスの色を取り入れながら、旗を完成させました。体育館に旗が飾られているのを見ると、うれしかったです。みんなで一つのものを作り上げたという達成感がありました。
Q.毎日の授業で印象に残っていることは何ですか。
印象に残っているのは S 授業です。 S 授業は毎月受けるテストの成績でクラスを分けるので、常に緊張感を持って授業に取り組むことができました。仲間と切磋琢磨しながら勉強して、モチベーションを維持することができました。教科ごとに自分のレベルに合った授業を受けるので、得意な算数は発展的な問題を解いて、苦手な国語は基礎問題を中心に解きました。得意な分野はどんどん伸ばして、苦手なところは基礎を固めて克服することができました。


ポニーの授業も思い出に残っています。乗馬をする機会はほとんどないので、とても貴重な体験でした。実際にポニーに乗って、走ったりするのがとても楽しかったです。ただ乗馬をするだけではなく、馬の体のことや道具の名前、馬房の掃除なども学びました。馬に乗るだけではわからないことをたくさん知ることができて、とても良かったです。
Q. 志望校を決めた理由と、中学受験の勉強について教えてください。
同志社中学を志望したのはグローバル教育に力を入れていることと、自由な校風に魅力を感じたからです。受験勉強では暗記が苦手だったので、社会の年代を覚えるのが大変でした。出来事を年代順に並び替える問題に苦労しましたが、先生が作ったプリントを毎回の授業で解くうちに覚えることができました。

算数は先生とノートを交換して、毎日問題を出してもらいました。わからない問題は先生がていねいに解説を書いてくださったので、すぐに理解することができました。月に何度か模試やテストがあったので授業内容の理解度や自分の苦手な分野、勉強すべき範囲がわかるのがよかったです。毎週のテストのおかげで、その週の授業内容を欠かさず復習する習慣が身につきました。
Q.同志社中学校の生活で、頑張ったことは何ですか。
中学校では推薦されて3年間ホームルーム委員を務めました。普段はほとんど関わりがない他学年との交流があってとても良い機会でした。文化祭ではたくさんの企画があり、それぞれ生徒会が考えて実行します。文化祭の直前は仕事に追われて大変でしたが、成功すると嬉しかったです。裏方の仕事も普段は経験しないことばかりで、とても面白かったです。


同志社中学校では「学びプロジェクト」という授業では学べないようなことを学ぶプロジェクトがあります。私は「すぐきプロジェクト」に参加しました。これは“すぐき漬け”という京都の伝統的な漬物を絶やさないためのプロジェクトです。どうやってすぐき漬けを広めるか、みんなでアイデアを出し合って、動画やポスターを作成しました。同志社中学校ならではのプロジェクトで、参加できてよかったです。
Q.同志社高校の生活で頑張っていることを教えてください。
高校では数学を頑張っています。難しいですが、問題を解くのが楽しいのでモチベーションを持って取り組むことができます。わからない問題は放置せずにその日のうちに解決するなど、小学校で身につけた学習習慣のおかげで効率的に勉強ができています。
苦手なのは情報です。情報は今までで関わったことのない科目なので苦戦しています。特にテストでは、プログラミング言語に関する問題が出るのでとても大変です。でも自分の書いたプログラミングが思い通りに動くと達成感があって楽しいです。
テスト前は友達と教えあったりして勉強しています。職員室も常に開放されているので、すぐに先生に質問することができます。
Q.同志社中学・高校の魅力を教えてください。
同志社の一番の魅力は自由なところです。制服がなく、髪の毛を染めたりもできる個性豊かな学校です。授業内容も他の学校と比べて自由です。学校の周りは自然がたくさんあって、教室からは比叡山が見えます。中学校の理科の授業では学校の外に出て植物や鳥を観察しました。また宿題は問題を解くばかりではなく、レポート課題も出されます。

ICT 教育にも力を入れています。一人一台 iPad を持っていて、ほとんどの授業が iPad で行われます。授業プリントや提出などは全てiPad で行います。プレゼンのスライドを作ったりもするので iPad やパソコンを前よりも活用できるようになりました。 毎日新幹線で京都に通学するようになって、行動範囲が広がりました。自分で責任を持って行動するので、精神的に自立したと思います。新幹線の中では、いつも数学の問題を解いています。名進研小学校の同級生も同志社に通っていて、今でも仲よくしています。
Q. 将来の夢を教えてください。
小学校の放課後プログラムでロボット科学教育を受けたとき、ロボットを組み立てたり、プログラミングでロボットを動かしました。それがきっかけでプログラミングやロボット工学に関心を持ちました。
また中学校で毎年おこなう自由研究で、3年間建築について研究しました。1 年生で耐震構造について調べ、2 年と 3 年では建築模型を作りました。「憩いの場」をテーマに、街にあったらいいなと思う建物の模型を作りました。この自由研究をきっかけに建築に興味を持ちました。物を作ることが好きなので、将来は建築やロボットに関係する仕事に就きたいと思っています。

