卒業生インタビュー:齊藤 悠人さん
3年生から始まった「S授業」では 、中学受験に必要な知識を身につけることができました
成績順にクラス分けされるので、毎回のテストは緊張しましたが、授業で習ったことや先生に教わったことが身についているかを確認する良い機会でした。
齊藤 悠人さん
東海中学校 進学
Q. 名進研小学校で印象に残っている活動や行事を教えてください。
1年生の時から、「ポニー倶楽部」の授業で馬に乗るのがとても楽しみでした。4年生からアフタースクールに参加して、毎週仲間と馬の世話をしたり乗馬を楽しみました。中学受験が近づくと勉強中心の生活になりましたが、馬と触れあうことで気分をリフレッシュできました。6年生のときには、乗馬検定にもチャレンジしました。専任の先生のサポートのおかげで合格できて、自信がもてました。「馬ライフ」という雑誌でポニー倶楽部が紹介されて、取材を受けたことも良い思い出です。今は馬に乗る機会がありませんが、また乗馬をしてみたいです。
Q. 毎日の授業や課外活動で印象に残っていることは何ですか。
3年生から始まった「S授業」で、中学受験に必要な知識を身につけることができました。教科ごとに担当の先生がついていて、難易度の高い問題も分かりやすく教えてくれました。成績順にクラス分けされるので、毎回のテストは緊張しましたが、授業で習ったことや先生に教わったことが身についているかを確認する良い機会でした。
名進研小学校では、先生にお願いすると個別に課題を出してもらえました。ぼくは暗記が苦手なことと、ケアレスミスが多いのが悩みでした。先生に相談すると、社会や理科の基礎的な問題を出してくれました。その課題に取り組むことで、しっかり基礎固めができて、苦手を克服しました。
Q. プロジェクト「SDGs」で、あなたが選んだテーマと学んだことを教えてください。
4年生のときに、「気候変動に具体的な対策を」をテーマに研究しました。ぼくは地球温暖化が起こるしくみや温暖化による被害・予測などについて、タブレットや図書室の本を使って調べました。気候変動によって北極圏の生態系が崩れて、動物たちが生活できない環境になっていることに衝撃を受けました。研究結果は壁新聞にして、「ECO壁新聞コンクール」に応募しました。自分たちが気候変動に対して何をするべきか考え、答えを導く力が身についたとおもいます。
Q. 中学受験の勉強はどのように取り組みましたか。
東海中学に興味を持ったのは、実際に通っている人から、とても自由な校風で楽しい学校だと聞いたからです。東海地方で一番の学校をめざしたいという気持ちもあって、挑戦することに決めました。
受験勉強では、模試の結果が安定しないことが悩みでした。6年の後期の模試では、算数でいい点が取れなくて落ち込みました。ケアレスミスをなくして確実に点数を取るために、担任の先生や当時の教頭先生に相談して、東海中学に対応した課題を出してもらいました。年末に過去の問題を解いたときには手ごたえを感じて、自信が持てるようになりました。
先生が出してくれた課題は、ファイリングしてまとめていました。この分厚くなったファイルやノートが、毎日継続して勉強に取り組んだ証になって、「これだけやってきたから大丈夫!」と受験直前の不安な気持ちを消してくました。名進研小学校ではみんなが受験勉強に励んでいるので、同じ気持ちで勉強する仲間の存在が、とても心強かったです。
Q. 東海中学校での生活で、大切にしていることは何ですか。
東海中学は自由で個性的な人が多くて、とても面白い学校です。クラスや部活動でたくさんの友達ができて、毎日の学校生活が本当に楽しいです。ぼくが今熱中しているのは、バレーボール部の活動です。平日は月曜日以外、毎日練習があって、土日も練習しています。先輩と後輩の仲がよくて、高校の先輩と一緒に練習することもあります。
学校行事もとても充実していて、伊勢の海で遠泳する水練会は100年以上続く東海中学の伝統行事です。海で泳ぐのは大変だけど、4日間の宿泊行事なのでみんなと仲よくなれました。そのほかにも、知恩院の参拝や京都散策など、1年生のうちからたくさんの体験ができます。
Q. 将来の夢を教えてください。
今はまだ、将来の夢や職業は決めていません。数学や理科が好きなので、理系分野の勉強に興味があります。僕が大人になる頃には、今はない職業や会社も出てくると思うので、中学校や高校での学びや経験を通して、自分にどんな職業が向いているのか、探していきたいです。
東海中学の先生は、どの先生も個性的でおもしろく、毎日専門的な知識をたくさん教えてくれます。これから、自分の将来の可能性が広がることがとても楽しみです。