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2021.05.18
パラアスリート交流授業
5月18日(火)、パラ陸上の又吉康十(またよし こうと)選手との、オンラインによる交流授業を行いました。
又吉選手は、20歳の時、電車との接触事故により左足のひざから下を失いました。長いリハビリ生活を経て、ブラジリアン柔術やパラアイスホッケーなど、様々なパラスポーツに挑戦。その後、陸上競技に本格的に取り組み、当初は短距離種目専門でしたが、2019年から走り幅跳びにもチャレンジ。走り幅跳びを始めたその年には日本記録を樹立しました。現在はアジア記録保持者として活躍。東京パラリンピックでは走り幅跳び、パリパラリンピックでは100m、走り幅跳び両種目での出場を目指しています。
不意に訪れた人生の大きな転機を、どのように乗り越えていったのか。前向きに挑戦を続ける姿勢とその言葉から、夢を持つことの大切さや、恐れずにチャレンジすることの大切さを学ぶことができました。
また、本校卒業生で、4月に春日井市で聖火ランナーをつとめた、宮田和奏(みやた わかな)さんからのメッセージ動画を合わせて視聴しました。卒業生の活躍する姿は、在校生にとって大きな刺激になったことでしょう。
東京オリンピック・パラリンピックの開催が不透明な状況ではありますが、子ども達にとって、オリンピック・パラリンピックに対する関心を深めるとともに、今後の自分を考えるための貴重な時間となりました。