伊東達矢校長ブログ
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2024.06.17
叱るのか褒めるのか
Z世代という言葉があります。1996~2012年生まれの若者で、消費行動や将来設計が従来と異なると言われます。「打たれ弱い」ので、叱るとすぐに折れてしまうから褒めて伸ばなさなくていけないという話も聞きます。打たれ強いことが本当によいのかどうかは別として、世代論というのはとかく枠にはめたがるものです。 子どもを叱ったり褒めたりすることは、教師の日常の仕事としてあります。叱らなくてはいけないときに叱...
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2024.05.30
心ない言葉をかけられたら
子どもは時に残酷です。心ない言葉をつい口に出してしまうことがあります。・「バカ」「アホ」「のろま」といった能力を否定する言葉・「死ね」「殺す」「消えろ」といった存在を否定する言葉・「キモい」「ウザい...
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2024.05.21
正解のない問題に向き合う前に
私立の中高一貫校に勤めていたとき、校舎の建て替えがありました。 計画段階で意見の割れたのが「上履きにするかどうか」でした。それまで中学の校舎では上履きでしたが、高校の校舎では土足だったのです。靴に付...
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2024.04.16
名前を書く
中休みと昼休み、子どもたちに校長室を開放しています。イスが8脚あるので、入室は8人までにしています。8人になると「まんいんです」の札を扉にかけます。 地図や地球儀で、子どもたちは日本の位置や学校の場...
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2024.04.05
新年度を迎えて
4月4日、前日の雨が上がり、青空が広がりました。この日の午前に始業式、午後に入学式を挙行しました。 1学年進級した新2年生から新6年生に13名の転入生が加わり、みんなの前でそれぞれ一言ずつ自己紹介し...
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2024.03.21
修了式
名古屋の桜の開花が迫るきょう3月21日、令和5年度の修了式を行いました。4月からそれぞれ一つ上の学年へ進級する子どもたちに、こんな話をしました。 桜がみなさんの進級をお祝いするかのように、開花しよ...
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2024.03.11
主体性と自主性
文部科学省は、「主体的な学び」を「学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげる」ことと定義しています...
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2024.02.26
どうして大人は子どもの成長に感動するのか
久しぶりに孫に会ったおじいさんが、「大きくなったね」と目を細める光景はよくありそうです(中学生ぐらいになると、「小さくなるわけねえし」と憎まれ口をたたく孫もいるかもしれませんが)。いっぱしの口をきく...
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2024.02.13
続・入試問題
1月16日のブログで、今年の大学入学共通テストの国語について書きました。小説は牧田真有子『桟橋』の一節で、主人公イチナは16歳の高校生です。この共通テストと、今年出題されたある私立中学入試の小説の設...
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2024.01.29
「この本、読んで」
わたしたちは、初めて会う人からこんなことを読み取ろうとします。 ・頭がいいか(知性) ・誠実か(信頼性) ・明るいか(外向性) ・いっしょにやっていけるか(協調性) ・情緒が落ち着いているか(安定性...
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2024.01.16
入試問題
入試問題 受験シーズンです。名進研小学校の6年生たちも正念場を迎えています。 1月13日・14日には大学入学共通テストが行われました。50万人規模、最大級の一斉テストです。 前任の私立高校で学年主...
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2023.12.19
盆栽教師
とかく教師は教えたがりです。知識を伝えたくてたまらない。間違いを指摘しないではいられない。子どもたちをもれなく理解できるようにしたくなります。その結果、子どもたちがそうかと納得した顔をすると、しみじ...
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伊東 達矢
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