伊東達矢校長ブログ
2023.04.07
始業式
4月6日、恵みの雨が優しく降り注ぐ中、春休みを終えて新しい学年に進級した子どもたちが登校してきました。
子どもたちが真っ先に知りたいのは、自分がどのクラスになったか、友だちはどうだったか、そして担任の先生は誰かということです。掲示された名簿を見て喜んだり、驚いたり。友だちと互いのクラスメートを確かめ合います。「久しぶりー。元気だった?」「休みにどこへ行った?」といった声も聞こえます。
先生を見つけて駆けつけるのは低学年の子どもたち。春休みのできごとを聞いてもらいたくて仕方がありません。間違えて前年度の学年の教室へ行こうとする子もいます。
学校が子どもたちにとって大事な生活の場であることを再認識しました。
始業式では、新しい1年生を迎えるに際し、自覚と希望を持って学年をスタートしてほしいと訴え、今年度こうありたいと思う目標を三つ、キャッチフレーズにして子どもたちに声に出して言ってもらいました。
気高く、凜々しく、行儀よく。
気高くというのは、謙虚な心で人に接することを期待するもの。気高くあるために、「責めない」「怒鳴らない」「追い込まない」を心がけてほしい。
凜々しくというのは、自信に満ちた余裕のある態度のこと。凜々しくあるために、「慌てない」「動じない」「落ち込まない」を肝に銘じてほしい。
行儀よくというのは、きれいに見える立ち居振る舞いのこと。行儀よくするために、「背筋を伸ばす」「向きを揃える」「手を添える」を実行してほしい。
こんな目標を伝えました。
「責めない」「怒鳴らない」「追い込まない」という気高さは、人との関係をやわらげます。
「慌てない」「動じない」「落ち込まない」という凜々しさは、気持ちに張りとゆとりを生みます。
「背筋を伸ばす」「向きを揃える」「手を添える」ということを実行して身につく行儀のよさは、いい印象を与えるだけでなく、自分の心を美しくすることにもなります。
学校における教育実践の成果は、成績の向上だけではなく、ゆとりのある態度や美しい立ち居振る舞いの定着にも表れます。叡智と品格を兼ね備えた児童の育成を掲げる本校ですから、目標の実現のために、教える側もたゆまぬ精進を重ねなくてはいけないと、改めて身の引き締まる思いをしています。
伊東 達矢
ご挨拶- 2024年12月 [1]
- 2024年11月 [2]
- 2024年10月 [2]
- 2024年9月 [2]
- 2024年8月 [2]
- 2024年7月 [2]
- 2024年6月 [2]
- 2024年5月 [2]
- 2024年4月 [2]
- 2024年3月 [2]
- 2024年2月 [2]
- 2024年1月 [2]
- 2023年12月 [2]
- 2023年11月 [2]
- 2023年10月 [2]
- 2023年9月 [2]
- 2023年8月 [2]
- 2023年7月 [3]
- 2023年6月 [2]
- 2023年5月 [2]
- 2023年4月 [4]
- 2023年3月 [2]
- 2023年2月 [2]
- 2023年1月 [2]
- 2022年12月 [2]
- 2022年11月 [3]
- 2022年10月 [3]
- 2022年9月 [2]
- 2022年8月 [2]
- 2022年7月 [5]
- 2022年6月 [2]
- 2022年5月 [3]
- 2022年4月 [6]
おすすめコンテンツ
Contents