伊東達矢校長ブログ
2022.04.17
開校10周年
4月16日土曜日、うららかな日和のもと、名古屋国際会議場センチュリーホールにおいて、開校10周年の記念式典を挙行しました。ご来賓、卒業生、在校生、教職員を合わせ、総勢約1,300人が参列しました。
式典の挨拶の冒頭で、2012年に小学1年生、2年生、3年生の3学年でスタートした本校の子どもたちが、学校のあゆみとともに成長し、第一期の卒業生は今18歳になったことに思いをはせました。
次に、建物が竣工したときを示す「定礎」という言葉には「いしずえを定める」という意味があり、会場の名古屋国際会議場の壁の「定礎1989」は1989年の名古屋市制100周年を記念して開催された世界デザイン博覧会でこの建物が建てられたことを思い起こさせますとご紹介しました。
そして、名進研小学校の授業に「礎」と呼ぶ独自の教科があり、この10年、特色ある私立小学校としての土台を踏み固めてきたことを振り返り、今年は踏み固めたそのいしずえをもとに、次の10年に向けた新たな環境づくりに着手することを宣言しました。
具体的には、ICT(情報通信技術)の活用をさらに推し進めること、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした探究学習を実施していくことなどのほか、この夏に竣工する新しい校舎の多目的教育棟を挙げました。
挨拶の結びに、今年度の重点目標である「安心」と「自信」と「希望」を踏まえ、安心して学べる環境を整備し、子どもたちが自信を持って、希望あふれる未来を見出せるよう、教職員一同、教育活動に鋭意専心するとお約束するとともに、初等教育のモデル校を目指し、社会の負託に応えていくためのご支援とご指導をお願いしました。
続いて理事長の挨拶、ご来賓を代表して東海中学校・高等学校の校長先生からのご祝辞、卒業生代表の挨拶、在校生の作文朗読がありました。
また、記念品を入れた袋は、枯渇しないとされる石灰石を主原料にしたLIMEX(ライメックス)でできていて、SDGsに貢献していることがアナウンスされました。
式典後半は、世界26か国で観客動員数800万人超という「DRUM TAO(ドラム・タオ)」の公演です。和太鼓を中心に、篠笛、三味線などを使ったダイナミックなパフォーマンスに、会場の子どもたちは身を乗り出し、手拍子を打っていました。
コロナの影響でさまざまな行事が実施できなくなる中、開校10周年記念式典をつつがなく執り行うことができました。
準備の段階から前日のリハーサルまで、感染対策は言うまでもなく、進行の手順、入退場の動線の確認、座席への誘導、案内員の配置、記念品の封入と搬入など、担当者の間で何度も打ち合わせをしました。
節目としての儀式は、これまでしてきたことと、これからしていくことを確認するためにたいへん重要です。日々流れていく中で、自分たちの成長と未来を見つめ直す機会になります。
10周年という節目を経て、わたしたちは新たな気概を胸に、子どもたちの成長のためにいっそう努力をしていきます。
伊東 達矢
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